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2018年9月27日 (木)

【電子文具】ワープロ専用機登場40年

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 昭和53年9月26日、東芝からワープロ専用機JW-10が発表された。事務机サイズで24ドットインパクトプリンタ、10MBハードディスク付きで630万円。ワープロ専用機が登場するまでの、文書作成は、手書きか、和文タイプライタの選択肢であった。
 事務用から個人用へ、登場から5年で30万円を切り、7年でRupoブランドで10万円を切り、最終的には3万円代まで下がり、第二の電卓戦争になるかと思われた。

 ワープロ専用機に至っては、あまりに価格を下げると、機能を単純に、作りを安くとなり、液晶1または2行表示、単漢字変換、1,600文字の記憶容量に、外部記憶装置が省かれた、ワープロというより、メモリ付きタイプライタと言う機種まで登場した。
 液晶画面の技術も上がり、40文字×20行の表示も可能に、10万円台の機種が年賀状作成の頃に、新製品として投入された。

 このまま電子文具としての地位を築くかと思いきや、Windows95の登場とインターネットの普及で、危うくなり、Windows98で奪われ、そして世紀を超えられずに販売していたメーカーのほとんどが撤退していった。今や、文書作成といえば、PCかつ大半がMS-Officeが大半を占めている。国産のワープロソフトは、一太郎と、PC用のOASYSが残り、他は淘汰されたに等しい。

 ポメラはそのワープロ専用機の流れを受け継いだと言える電子文具。ただし、電子メモという位置付けであるから、作成した文書を整形する機能は省かれている。テキストファイルで受け渡しは便利な面もあるから、整形はPCでとなる。

 ワープロ専用機は、動態で何台かある。残念ながら、インクリボンが入手困難な機種もあり、FDに至っても同じで、テキストファイルにしてFDに保存したとしても、WindowsPCに、FDDは別売りになってしまっている。感熱紙は存在し続けている。ワープロ専用機用がいつなくなるか、その時がワープロ専用機よさらばになるだろう。

 ワープロ専用機が消えてやがて20年を迎えようとしている。東芝はワープロ登場20年記念で、20周年記念モデルを出した。30周年はワープロ専用機自体はなくなり、40周年は、東芝の経営が傾き、かつて小型PC Dynabookも他社に身売りまでしようとしている。

 かな漢字変換は情報化の基礎として、日本語が存在し、漢字やかなを使い続ける限り続く。もし、ワープロ専用機が登場しなったら、手間と技術を要する和文タイプライタか、手書きが中心。電算化も不便だから、漢字を捨て、かなもしくはアルファベットに表記体系が変わっていたと言うのも大袈裟ではない。

 10年後、ワープロ専用機登場50年には、どのような変化を遂げているだろうか。人工知能が優秀になって、文書作成は機械任せになるのだろうか。手書き、タイプライタから、ワープロ専用機と大きく変化したように、思いもつかない発明がされることも考えられる。


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